デリヘルで性病感染のリスク
デリヘルで遊ぶ時に忘れてはいけないのが性病感染のリスクがあるということです。カップルや夫婦など特定の相手としか性行為をしていない時よりも性病感染の可能性は格段に高くなります。
分かっているし気を付けていると言う人もいるでしょうが多くの人が「自分は大丈夫」という根拠のない自信で間違った性病対策を続けているのが現状です。
そんな調子なのでいつまで経っても性病はなくなりませんし、定期的にパンデミックに近い状態になることもあります。
性病はすぐに治るものもありますが、治療が遅れることで完治まで長期間要するものや完治せずに一生付き合っていくことになるものもあります。
怖いのは感染に気が付かないこと
病気には感染してから症状が出るまでに潜伏期間という無症状の期間がありますが、性病にも潜伏期間があります。症状は出ていなくても潜伏期間でも他者へ移してしまう可能性はあります。
気が付かないということは潜伏期間に性的接触をした相手に病気をうつしてしまっている危険があるということです。
デリヘルで性病に感染して気が付かないうちに恋人や配偶者、セフレなどへと感染させてしまっているかもしれません。さらに相手も感染に気が付かず別の相手に…ということが繰り返されれば大規模な性病の流行に繋がってしまうでしょう。
クラミジア
クラミジアは最も感染しやすい性病として有名です。排尿時の痛みや尿道のかゆみ、膿が出るなどの症状があります。眼の粘膜からも感染することがあり、その場合は結膜炎の症状が出ます。
菌は喉や直腸、尿から検出されることもあり、フェラチオやアナルファック、飲尿というプレイからも感染します。
ヘルペス
皮膚や粘膜に感染して水ぶくれが出来ます。ヘルペスウイルスというウイルスに感染することによって発症します。全身に水ぶくれが出来る水疱瘡もヘルペスウイルスの一種です。
性器やその付近に水ぶくれや晴れ、かゆみが出るのが性器ヘルペス、唇やその周辺、口内に同じ症状が出るのが口唇ヘルペスと呼ばれます。
ヘルペスウイルスは症状が落ち着いた後でもウイルス自体は残っていて、ストレスや疲れた時など免疫力が落ちた時に再び症状が出てきます。
デリヘルに行ったことがないという人でも感染している可能性がある病気です。
尖圭コンジローマ
性器や肛門周りに先のとがったイボが出来るのですぐに分かると思います。出血や悪臭と伴うこともあります。
再発率が高いのでしっかりと治療をして再発防止に努めましょう。
梅毒
感染者との皮膚接触でも感染する可能性のある非常に怖い性病です。感染初期段階では性器、口、肛門、手指などに痛みのないただれや堅い腫瘍のようなものが出来ます。
少し前までは不治の病と言われていましたが最近では治療方法が確立されています。気が付いてすぐに病院に行けば1ヶ月程の薬の服用で完治が見込めるようになりました。ただし放っておいたり途中で治療をやめたりすると命に係わることにもなりますので早期発見、早期治療が肝心の病気です。
淋病
キスやフェラチオからも感染する可能性が高い性病です。症状はクラミジアと非常に似ていて、クラミジア感染の約3割が同時感染しているとも言われています。
クラミジアか淋病かどちらかが気になった場合には両方の検査をした方が良いでしょう。
HIV/エイズ
性病の中でも潜伏期間が長く検査をしなければ気がつきにくい病気です。発症すると免疫力が弱まる病気でその他の感染症にかかりやすくなります。
今は発症を抑える薬もありますが今のところ完治はしないので感染してしまうと一生付き合い続けていかなくてはならない病気です。